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業務時間外に行うメール連絡の対応策は
2014-11-12
【Q:人事担当者】
インターネット関連企業の人事担当者です。最近では、社員間の業務連絡にスマートフォンを使うことが常態化しています。
便利な面もある一方で、休日や夜間など業務時間外に上司や同僚から仕事の確認や問合せがあるとつい対応してしまい、休んだ気がしないという相談もあります。
情報管理のことも気になりますし、会社として何かしらの対応が必要だと考えています。
そこで、注意すべきポイントを教えていただけないでしょうか。
【A:社会保険労務士】
スマートフォンを利用するビジネスマンの4割以上が、仕事の連絡にLINEを使っているという統計結果があるそうです。
メールやメッセージ程度なら、業務時間外の夜間や休日の連絡に使っても問題ないように思われがちです。
しかし、受け取った人が上司や同僚からのメールを常に単なる「連絡」と判断し、「業務指示」と受け止めることはないとは言い切れません。
また、実際に「業務指示」に近い内容を「連絡」と称して送信する恐れもあります。
人事担当者は、会社の基本的な対処方針を取りまとめ、原則として時間外の業務連絡は禁止し例外的に重要度や緊急性の高いものに限り認めるというような基準を作って社内に周知するとよいですね。
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