岡山の税理士のウェブログ

9月の五節句

2014-09-01

9月に五節句のひとつがあるのをご存知でしょうか。

七草がゆ、ひなまつり、こどもの日、七夕に「あとひとつ何だっけ?」という方も少なくないのではないでしょうか。

9月9日の「重陽(ちょうよう)の節句」は「菊の節句」ともよばれ、菊によって邪気を払い不老長寿を願うものです。

毎年この日は各地で菊祭りや菊人形展が開催されます。

自宅での楽しみ方には、ハーブバス風に湯船に菊を浮かべる「菊湯」や、お酒に菊の花びらを浮かべていただく「菊酒」などがあります。庭に菊のある方なら前日に花へ綿をかぶせておき、翌朝、菊の露や香りを含んだ綿で身体を清めて長寿を祈る「菊の被せ綿(きせわた)」もいいでしょう。

また、食事には食用菊を用いた料理のほか、菊花茶は目の疲れに効くそうなので現代人には最適かもしれませんね。

五節句の最後を締める重陽の節句、知らずに過ごしていた方も今後は季節の彩りとしてぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。




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