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『コッコファーム』から学ぶ
2014-08-06
商売はお客様ありき。
「顧客満足」や「顧客主義」に対する考え方や取り組み方は企業によりますが、「お客様のニーズに応えるな」という発想でお客様を大事にしているのは、卵の直売日本一を誇る熊本県の『コッコファーム』です。
創業者の松岡義博会長は『人生十訓』という自著の中で、「お客様のニーズに応えるな。
お客様の要求だけに応えることをすべてよしとするのではなく、自己主張できるものを確立し、喜んでいただけることを提案していこう」と書いています。
松岡会長が養鶏業を立ち上げたのは20歳のとき。
まったくの素人が400羽の鶏を飼い育て、夫婦で卵を行商し、徐々に事業を拡大しながら築いてきた卵ビジネスの根底にあるのは、「温かい産みたての卵をお客様に届けたい」という思いです。
お客様の要望に応えることは大切ですが、自慢の卵を朝取りの新鮮なまま届けてお客様に喜んでもらうことを最上の使命とするのがコッコファームの顧客主義なのでしょう。
松岡会長の座右の銘は「厳しき道、されど我が道、愛の道」です。まさに「愛の顧客主義」と言えそうです。
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