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岡山の税理士のウェブログ

オンリーワンであり続けるために~グラフから学ぶ

2014-06-07

何事も選ばれるには理由があります。

地方のとある印刷所に海外の著名なハイブランドがわざわざ仕事を発注してくるのは、その会社の技術力とデザイン力を見込んでのこと。

イメージを重要視するハイブランドはパッケージや印刷物にも微妙な色調や表情を求めますが、そうした要望を確実に実現してくれるのが『GRAPH(グラフ)』という印刷所なのです。

祖父が1933年に立ち上げた印刷会社を世界に躍進する印刷所へと進化させたのは、アートディレクターでもある北川一成社長。

クリエイティブな業界では「クオリティを追求するならあの会社に頼め」とささやかれ、印刷業界では「特殊印刷の駆け込み寺」という異名をとるグラフは、インクはもちろん特殊な紙も特殊な印刷も含めて印刷表現の限界に挑んでいるかのような仕事ぶりで知られています。

原点をたどれば北川社長が子どもの頃、年末に一家総出で夜なべをして印刷した新年大売り出しのチラシが、正月三が日を過ぎた頃にはゴミの山となって捨てられているのを毎年、目にしていたことだとか。

北川社長は小学生ながらに「捨てられない印刷物を作りたい」と父親に訴えたそうです。

グラフでしか実現しない顧客ニーズ、それこそ「捨てられない印刷物」です。

いまグラフが選ばれるのは、理想を追求し「人がやらないことを徹底的にやってきた」からでしょう。

そしてそれが、地方の下請印刷会社から世界が認める企業へと生まれ変わった理由なのでしょう。




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