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岡山の税理士のウェブログ

苦言や手厳しい指摘への返信の仕方

2014-05-09

ミスや間違いを指摘してくれる人は自分にとってありがたい存在です。

自分への苦言のメールを受け取ったとき、どのように対応していますか?

そこで今回は、心構えとなる2つのポイントをご紹介します。

<直言メールをどう受け止めるか>

耳の痛い意見やムッとする指摘をメールで直言されると、受け取る側はやはり堪えます。

そこで苦言のメールを素直に受け入れられず感情的になって反論してしまうと、相手も感情的に応戦し収拾がつかなくなる恐れがあります。

一旦、パソコンの前を離れ、気持ちをクールダウンしてから改めてメールを読み返してみましょう。

「確かに一理ある」と冷静に受け止めることができたら、相手に感謝のひと言を返しましょう。

相手の真意をくみ取り、苦言を自分の糧にしていきたいものです。

<相手に意見するときは・・・>

自分が「負」の精神状態にあるときは、普段は何とも思わないことでも気に障ったり反感を覚えたりするものです。

でも、そうした負の感情のまま相手に攻撃的なメールを返しても何の解決にもなりません。

メールを送ってきた相手がなぜそう書いたのか。

その意図を今一度、気を落ちつけて考えてみましょう。

それでも相手の意見が腑に落ちない、納得できないという場合は、客観的に自分の意見を整理し相手に確認を求めましょう。

「こういう意見や考えもあるけれど、どう思いますか?」と問いかけ、意見を交換する姿勢で臨みます。

意見を返すときに、「でも」「だって」というフレーズはNG。

最初から相手を否定するのではなく、まず相手の意見を受け入れることが先決です。

その上で、「しかしながら」「ただ」と、自分の意見を切り出せば衝突はありません。

意見を返すのは、相手を打ち負かし、敵対するためではなく、双方の意見の違いを認め合った上で歩み寄り、理解を深めることが目的です。

そのことを忘れずに対応しましょう。



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