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固定資産税の評価について
2012-09-11
最近、固定資産税の評価誤り、徴収過不足のニュースが非常に多いと思います。
固定資産税は、市町村がほぼ一方的に固定資産を評価して税額を計算して課税してきます。
納税者は、その評価や計算を自ら行うことはありません。
このような納税方式を「賦課課税方式」といいます。
賦課課税方式である固定資産税の場合には、万一間違いや事実誤認があったときには、納税者自身がその訂正を求めなければなりません。
例えば土地は、相続税の申告の際に実測をしてみて、面積が大きく違ったなんてこともあります。
土地は登記所にその地籍ごとに登記されていますが、この登記の数は、全国でなんと約1億7,000万筆もあるといわれています。
これをすべて正確に評価することは至難の業です。
多少の見落としや評価の違いがあるかもしません。
自分の所有している土地がどこにあり、どのような利用形態になっていて、その評価がどのようにされているかを正確に把握し、事実誤認があればその訂正を求めることができます。
固定資産税が高いな~とお感じの方は一度詳しく調べてみてもいいかもしれませんね。
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