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認可保育所と認可外保育所の違いは何ですか

2014-01-08

【Q:人事総務担当者】

人事と総務を担当しています。

毎年、年が明けた頃になると従業員から「子どもの保育所の手続きのため」といって、就労証明書の作成依頼があります。

私の妻も妊娠中で、出産後も仕事を続けるつもりのため保育所のことが気になります。

そもそも認可保育所と認可外保育所とはどう違うのでしょうか。

【A:社会保険労務士】

認可保育所は「児童福祉法」に基づく児童福祉施設です。

施設の広さ、保育士等の職員数、給食や防災の設備、衛生管理など国が定めた基準をクリアし、都道府県知事の認可を受けています。

運営費も国や自治体から出ているため保育料は比較的安く、公立と私立の両方があります。

申し込みや保育料の支払いは居住地の自治体に対して行ないます。

なお、保護者が日中に仕事や病気などで「保育に欠ける状態」であることが条件となります。

一方、国が定めた基準の一部をクリアしていなかったり、行政の認可が下りなかった保育所が認可外保育所です。

すべて民間が運営し申し込みは直接行ないます。

国や自治体、企業の助成を受けている場合がありますが、助成のない施設では認可保育所に比べて保育料が高くなります。

ただし、保護者が仕事に就いていなくても入所できる場合があります。



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