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2013-12-14

19年間ヤクルトスワローズで活躍した宮本慎也選手は引退試合後のあいさつで、「つらかったこと苦しかったこと悔しかったこと、すべて報われた気がしました」と話しました。

宮本氏は以前、プロになってから野球を楽しんだことは１回もないと明かしていました。

プロならではの打てないかもしれないという不安やエラーの恐怖があったそうです。

ファンを楽しませるのが仕事という信念もありました。

しかし、引退発表後に代打で試合に出たとき、声援を送り拍手をしてくれるファンがいたことに気付きます。

宮本氏が「幸せものだったんだ」「すべて報われた」と感じたのは、プロ生活の最後の最後でした。

どんな仕事でも要求を満たし質を上げるためには努力と忍耐が必要です。好き嫌いを言ったり楽しくないと愚痴る暇はありません。

必死で走り切ったその先に、きっと「報われた」と感じる瞬間が待っていることでしょう。

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