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自己主張の強いメール
2013-11-16
メールでも自分の主張ばかりする人は敬遠されてしまいます。
メールは双方向なツールです。
自己完結せず、相手と対話するように心掛けましょう。
そこで今回は、メール対応の3つのポイントを紹介します。
<自分の意見を通したいときほど相手の意見を聞く>
「私はこうです」「私はこう思います」と、主語が「私」で始まるメールは読む側をうんざりさせます。
意見を持つことは大切ですが、自己主張が過ぎるメールは「押し売り」と同じです。
自分の意見を通したいときほど、まずは相手の意見や考えを聞きましょう。
「相手はどう思っているのか」を聞き出し、その上で双方の違いや同意する点を整理すれば、お互いが納得しながら進めていけるのでわだかまりも残りません。
<相手を否定してかからず、まずは受け入れること>
「自分の方が正しい」という気持ちが強いほど、断定的に決めつけたり、相手の意見を最初から否定したりしてしまいがちです。
「~の方が正しい」「~すべきではない」とはじめから相手を否定してかからず、「おっしゃるとおりです」「確かに」「なるほど」と、相手の言い分を受け入れてから「ほかにもこのような考え方があるのではないでしょうか」と別案を提示すれば、相手に意見を示しやすくなります。
<用件に入る前に相手に歩み寄るひと言を>
自分の主張を押し通すほど感情的なメールの応戦になりがちです。
感情的なメールは、売り言葉に買い言葉でヒートアップすることはあっても解決には向かいません。
「自分は間違っていない」という場合でも、客観的な視点を持ち冷静な対応を心掛けましょう。
「お言葉を返すようですが」の後に続く文は、「です」と言い切らず「ではないでしょうか」と問いかける形にすると表現が和らぎます。
メールは話し言葉に比べてきつい印象を与えがちなので、言葉を選び慎重に対応することを忘れないようにしましょう。
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