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ねぎらいスパイラル
2013-11-12
人間関係を良好にするコミュニケーションスキルとして「ほめる力」も注目されていますが、「ほめる」と「ねぎらう」は違います。
たとえば頼んだ仕事がうまくいったとき、「よくやってくれた!ありがとう!」と結果に感謝するのが「ほめる」なら、結果が出る・出ないにかかわらず「ここまで大変だったでしょう。よく頑張ってくれました」と、頑張りや苦労や気遣いや思いやりに感謝するのが「ねぎらい」です。
そこで大事なのはねぎらいポイント。
自分ではねぎらっているつもりでも相手に響いていなければ、「夫にとっての妻の雑談やおしゃべり」と同じになってしまいます。
まずは相手がやってくれたことに感謝の気持ちを向けてみましょう。
「いつもありがとう」それだけでもねぎらいの気持ちは十分伝わるものです。
また、「共感」もねぎらいの要です。落ち込んでいる人の事情も聞かずに「もっと頑張れ」といきなり発破をかけたら、相手は自分の気持ちを否定されたと感じます。
もしくは、自説を披露したりアドバイスばかりするのもねぎらいからもっとも遠い行為です。
大切なのは相手の気持ちに寄り添うこと。
「大変でしたね」「辛いでしょう」という共感は心癒されるねぎらいです。
さらに、「あなたはあなたのままでいい」というメッセージも、実はパワフルなねぎらいであるのをご存じでしょうか。
妻の誕生日に「今のままで十分素敵だよ」と書いた手紙を贈った夫はそれからしばらくの間、この世の春を独り占めしたくらいの好待遇で妻から大切にされ、だから夫婦も家族も円満で仕事も絶好調だったそうです。
ねぎらいは人を幸せにします。ねぎらいの言葉に人は救われます。
ねぎらいの連鎖は世の中を良くします。
あなたも「ねぎらいスパイラル」の先陣を切って、周囲の人たちを幸せにしていきませんか。
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