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決断する時は一種の度胸
2013-10-12
1991年から10年にわたり国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子氏が雑誌に寄稿した回顧録にあった言葉です。
学者として文献に基づいて研究してきた緒方氏は、難民高等弁務官に就任すると徹底した現場主義に変わったそうです。
防弾チョッキとヘルメットを着用して戦時下のサラエボを視察するなど、1年の半分以上は現場に出ました。
数千万人の難民の運命を背負って重要な決断を下してきた緒方氏は「決断する時は一種の度胸だ」と言います。
自分の目で現場をよく見たり現場の職員の話をよく聞いたりすると、「こう決定するしかないという決断が湧き上がってくる」のだそうです。
緒方氏が言う「度胸」とは、自分を信じる力なのかもしれません。決断するときに迷うのは自然です。
それでも自分が正しいと思える情報を基に自分を信じて決断を下し、ベストを尽くして行動する。
自分を信じる力が明日を作るのでしょう。
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