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メールでは余分な接続詞の使用は避ける
2013-10-14
接続詞を多用したメールは要点がつかみにくいです。
新聞記事が読みやすいのは、接続詞が少ないからです。
余分な接続詞の使用は避けて用件が伝わる歯切れのよい文章を心掛けましょう。
<使ってしまいがちな接続詞>
「そして」「それから」「だから」「また」「および」といった接続詞は便利に使ってしまいがちですが、ほとんどの場合、省略しても意味は通じます。
メールを書き終えたら無駄な接続詞はないか、同じ接続詞を続けて使っていないかという点に注意して読み返してみましょう。
<重ねて使いがちな接続助詞>
「ので」「が」「ため」「して」「で」などの接続助詞も多用は禁物です。
「このため、○○していましたが、○○になったので」と接続助詞でつないで、長々と文が続いていくのは読みづらく疲れます。
特にお詫びの言葉は「申し訳ありませんが」という感じで接続助詞「が」で文をつなげてしまうと、軽々しい印象を与えてしまい真意が伝わりません。
一度文章を切ってお詫びの一文として完結させましょう。
<注意が必要な「なので」と「あと」>
書き言葉でも目にすることが多くなったのが「なので」です。
ビジネスメールでも使われることが増えてきました。
もともとは「AなのでBです」と、前の文と後の文をつなげる助詞ですが、「なので、○○してください」と、いきなり文頭に用いて「接続詞」のように使われ始めています。
使い勝手が良いからと、「なので、○○してください」「なので、お願いします」のように仕事のやり取りのメールで安易に使うのは避けましょう。
代わりに、「ですから」「だから」「そのため」と言い換えるほうがきちんとした印象を与えます。
「なので」と同様に目にするのが、文と文を接続するときに使われている「あと」です。
「あと、企画部にも興味があります」のように文と文を「あと」でつなげるのは、少々くだけ過ぎな印象を与えるので注意が必要です。
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