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親族間で金銭の貸し借りをする場合について
2013-01-17
お客様の知人から、孫に400万円貸す場合の取り扱いについて質問を受けました。
しかし、よくよく聞いてみると、結局祖母は返してもらわなくていいと思っているらしく、実際のところは贈与になりそうな話でした。
親族間の貸し借りについて、よく質問を受けることがありますが、一般的に親族間の貸し付けは、仮に貸付金であっても「あるとき払いの催促なし」のような状況になるため、そのままだと贈与とみなされる可能性があります。
それを回避するためには
①返済期日を明確にしていること
②通常の支払われるべき利息が付されていること
③銀行振り込みなどで返済事実を明確にすること
などが考えられる要件です。
大きな金額を借入する際は特に返済計画、返済原資、担保などを明らかにし、予期せぬ贈与税が発生しないようご注意ください。
※当ウェブログの内容等に関するご質問は、受け付けておりませんのでご留意ください。