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遺産分割でもめるケース
2013-02-23
遺産分割でもめることが多いケースを5つ取り上げてみます。
① 財産のほとんどが自宅又は非上場株式である場合
財産を分けるのが非常に難しいです。自宅の場合、売却すると住む場所がなくなってしまいます。非上場株式の場合も第三者への換金が難しく、事業承継の上でも財産を分けるのが難しいです。しかし、非上場株式の場合は、金庫株として会社が買い取る場合もあるようです。
② 介護をしていた場合
介護を看ていた者としていない者との間の温度差があります。親の介護をするのは当然という考えもあり、私財等を多く投入している場合等を除き、寄与分等は通常考慮されないようです。
③ 相続人間のつながりが薄い場合
後妻と先妻の子が相続人である、代襲相続人がいる場合等。
④ 第3者からの意見がある場合
相続人本人よりも、特に相続人の配偶者からの意見が入ると揉めるケースが多いようです。
⑤ 生前の待遇に不満がある場合
多額の贈与を受けていた、事業の資金援助を受けていた、学費の負担に大きな差があった場合等。
該当する項目がある場合は、ご注意ください。
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