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人まねなんてくそくらえだ
2012-12-04
囲碁棋士の藤沢秀行氏の言葉です。
藤沢氏は生前、その自由奔放な生き方から「無頼派」と呼ばれていました。
先日、藤沢氏のドキュメンタリー番組を観ていたら、門下生を指導する場面でこの言葉が飛び出していました。
藤沢氏は対談集でも「毎日が真剣勝負」「対局の直前になって必死に勉強するのは浅ましい」「日々、命懸けで碁を打ってるから、恐ろしいものはない」と語っています。
藤沢氏にとって「生きること」と「囲碁を打つこと」は同義語だったのでしょう。
私たちは早く結果を出そうと手段ばかり考えたり、安易に他人の成功例をまねしたりすることがあります。
しかし、それは真正面から取り組んでいない証拠なのかもしれません。
「ああでもない」「こうでもない」と頭を悩ませてもがけば、やがて「そうだったのか」と腑に落ちる。
自分自身で答えを出すことこそ、自分の人生を生きるということなのかもしれません。
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