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なぜ数字が大切なのか
2012-11-05
弊事務所のホームページのトップページには、(一番上に)「自社の数字をきちんと理解したい」と書いています。
なぜこのように書いているか(数字がなぜ大切か)というと、事業を発展させていくために必ず行わなければならない仕事は「数値化」だからです。
つまり、事業に関するすべての数字を知らなければなりません。
例えば、製品Aは何個売れたか、何時ごろが一番売れたか、何人のお客様から問い合わせを受けたか、そのうち何人が購入したかなど、数字に関してはいくら質問してもしすぎることはありません。
他にも、業績が悪化した原因は、売上が減ったためか?、粗利益率が減ったためか?、原価や販売経費が増えたためか?、それらのいずれもが当てはまるためか?、数字を比較すれば分かります。
業績悪化の原因が売上の減少であれば、販売数量が減ったのか、販売単価が減ったのか、さらになぜ販売数量が減ったのか、それは新規顧客が減ったのか、既存顧客の購入頻度が減ったのか等。
業績悪化の原因が粗利益率の低下であれば、販売価格が下落したのか、値引きが大きかったのか、仕入価格が増えたのかなどを調べる必要があります。
税理士事務所・会計事務所では主に財務会計に関するものが中心となりますが、数字の変化を追うことで、会社の健康状態が分かるようになり、経営に大きな影響を与える数値とそうでない数値があることも分かるようになるでしょう。
数字がなければ、会社が伸びているのか、停滞しているのか、今どんな状態なのか分かりません。
数値化を進めることで事業の見方も変わると思います。
数値化したものから、的確なアドバイス・フォローを行うことが私たちの役目であると考えています。
中小企業の利益指導及び節税のプロを目指して、関与先の皆様の発展に貢献していきたいですね。
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