岡山の税理士のウェブログ

半歩前を歩く

2012-10-10

東京大学大学院教授で政治学者の姜尚中さんが、リーダーのあり方についてある番組で語った言葉です。

社会活動をする姜さんの教え子は「半歩前を歩く」リーダーなのだそうです。

皆がついてこなければ半歩下がって説得し、進むときにはまた半歩前に出る。

俺についてこいというタイプではなかったと言います。

私たちは、意識的あるいは無意識に「リーダーたるもの多少の強引さが必要だ」と思っている節があります。

しかし、個人が十分に能力を発揮したり、納得してリーダーについていく上では、強引なリーダーシップはかえって邪魔になるのかもしれません。

誰もがどこかでリーダーになる可能性があります。

そのために、それぞれが常に、自分自身のリーダーとして責任を持っていたいものです。

力強い個人の支えがあるからこそ、リーダーが歩くのは半歩前でいい。

「リーダーになるのも悪くない」と思えてきませんか。




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