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チャレンジ度評価基準
2017-05-17
目標管理制度におけるチャレンジ度は、社員により高い目標設定を期待し、促進するために活用するものですが、評価の仕方について、創意工夫が必要になります。
◆ チャレンジ度の評価基準
チャレンジ度の代表的評価基準は下表の通りです。
① チャレンジ度の定義(役割・職務等級に求められている水準を「標準」とする)。
② チャレンジ度のレベル(個別目標に対して目標設定時に下記のレベルを設定)。
A 非常に高い(1等級上位の役割・責任・期待貢献に該当)
B やや高い
C 標準(役割・職務等級の役割・責任・期待貢献に該当)
D やや低い
E 非常に低い(1等級以上下位の役割・責任・期待貢献に該当)
◆ 「みなしチャレンジ度」の創意工夫を!
個々の目標でチャレンジ度判定を行うためには、年度ごとに「みなし判定基準を設定する等工夫する必要が生じます。
みなしチャレンジ度基準例
例1営業利益の向上
数値の変化度 +10%超、+5%超、現状の±5%、-5%超、-10%超
例2○○の仕組み開発
効果が及ぶ範囲 複数業務範囲、現状範囲の50%超、現状範囲の50%内、現状範囲の50%内効果減、現状範囲の50%超効果減
◆ 経営者・管理者の留意点
①「みなしチャレンジ度」は自社の目標設定に即して、検討を重ね、実例を積み上げて、公正性・納得性を確保しましょう。
② 部門間・部門内で不整合が生じないよう、事前調整を行うとともに、社内に公開して、公正性を確保しましょう。
③ 実際のチャレンジ度は、期間内の外部環境変化や内部方針変化の影響を受けますから、目標達成度の実績評価を行う時点で再評価する必要があります。
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