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商売は「価値の創造」
2017-05-09
多くの人にとっては「不要物」でも、そこに価値を感じる人が一人でもいれば、その人にとってそれは立派な「商品」です。
ネットオークションの現場では、そんな光景が珍しくありません。
例えば以前、トイレットペーパーの芯100本が500円で落札されたことがありました。
「子どもの工作用」という需要があるのだとか。ペットボトルのキャップも工作や手芸用のパーツとして需要があり、1kg1000円前後で落札されたことがあるそうです。
都会に住んでいる人は自然環境でしか手に入らないコケや流木などを求め、ジャニーズファンはジャニーズのアイドルが載っている新聞の一面広告や雑誌の切り抜きを求め、そこに価値を感じる人がいるのでタダ同然のものが商品として取引されます。
良いか悪いかは別にして、賞味期限が切れた健康食品でも「定価で買うより安いなら期限なんて関係ない」という人もいます。
商売は「価値の創造」だともいわれます。
需要がなければ生み出して、市場がなければ開拓する。
いずれにしても既成概念にとらわれない柔軟な発想が新しい価値を創造する源になるのでしょう。
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