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ペット保険の「アニコム損保」から学ぶ
2012-10-07
安心のための保険なのに、「保険は信頼できない」と感じている人が多いようです。
「保険は本当に人の役に立っているのか」。
そんな疑問を持った大手保険会社のエリートサラリーマンが、「かかわるすべての人に便利な保険を作ろう」と脱サラして立ち上げたのがアニコム損保の『ペット保険』です。
アニコムのペット保険は、犬、猫、鳥、うさぎ、フェレットのための健康保険。
「どうぶつ健康保険証」を病院の窓口で提示すれば診療費の1~5割を負担するだけで済むという便利なシステムで契約数を伸ばし、ペット保険シェアナンバーワンを誇ります。
アニコムの成長を支えているのはペット保険の成功だけではあり
ません。
「成長し続けるためには、飽きない、飽きさせない工夫も必要」と考える小森伸昭社長は、毎朝の朝会で「1.01×1.22×10.89」という掛け声を徹底しています。
毎日1%の改善を続ければ20 日後には「1」が「1.22」になり、12 ヶ月後には「10.89」になる。いきなり20%の改善は難しくても、一人ひとりが1日1%の改善を続けていけばいずれ大きな成長につながっていく。
そんな社風を作りたいという思いで「1%改善」に取り組んでいるそうです。
社員からは「小さな改善が楽しくなった!誇らしくなった」という声があがり、社員教育としての効果もうかがえます。
小森社長には、保険会社の存在意義自体を変えていきたいという野望があるようです。
保険が「事後」に役立つのは当たり前。
アニコムではペットが病気やケガをする前に予防ノウハウを提案していきたいとのこと。
「1%改善」で成長を続け、「事前」にも役立つ保険会社となるか。今後の活躍に期待したいですね。
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