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平成28年度地域別最低賃金
2016-12-28
◆ 今年も上がる時給額 上げ幅最大
最低賃金とは国が賃金の最低限度額を定めた額以上の賃金を労働者に支払わなければならないと言う制度ですが最低賃金の決定は今年も10月に発令されています。
比較可能な平成14年以降最大の上げ幅です。
人口減により地方でも人手不足は深刻で最低賃金を引き上げて労働力確保を図る例が目立っています。
中央最低賃金審議会は平成28年度の地域別最低賃金改定の状況を発表しました。
都道府県別の引き上げ額は時給25円アップを最高に24円、22円、21円、と上がり幅が分けられ、全国加重平均は823円(25円引き上げ)です。
若い世代の労働力流出に悩む地域が多く建設、小売業等で深刻化する人手不足の改善につなげるとしています。
◆ 都市部と地方部の格差は広がる
最も時給が高いのは東京都の932円、最も低い額は宮崎、沖縄の714円でした。
10月1日より中旬にかけて発効となります。
毎年都市部の上がり幅が高いので都市部と地方部の格差は場所によっては縮小しているものの、最高額と最低額の差は最大で218円開いています。
平成28年の改定額は以下の通りです。
25円改定
東京932円 大阪883円 愛知845円 千葉842円 神奈川930円 埼玉845円 兵庫819円
24円改定
茨城771円 京都831円 静岡807円 三重795円 滋賀788円 栃木775円 長野770円 富山770円 広島793円
22円改定
北海道786円 宮城748円 群馬759円 新潟753円 石川757円 福井754円 山梨759円 岐阜776円 奈良762円 和歌山753円 岡山757円 山口 753円 島根718円 鳥取715円 高知715円 福岡765円
23円改定 香川742円
21円改定
青森716円 秋田716円 岩手716円 山形717円 福島726円 愛媛717円 徳島716円 島根718円 長崎715円 佐賀715円 熊本715円 大分715円 宮崎714円 鹿児島715円 沖縄714円
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