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岡山の税理士のウェブログ

否定で始まる後ろ向き表現に要注意!

2016-12-04

「でも、私は聞いていませんのでそれはできません」「だって、現状では無理に決まっているじゃないですか」のように「でも」「だって」の接続詞で始まる返答は多いです。

依頼や確認、打診の問いかけに対して、否定の「でも」「だって」で返答されるのは気分のよいものではありません。

最初に否定してしまうと、そこから前へ物事が進まなくなります。

反論も書き方次第で受け入れてもらうことができるので、ここは工夫のしどころです。

最初から拒絶するのではなく「未経験ですが、やり方を教えていただけますか?」「すぐに対応しますので、いつまでに必要か教えてください」と、どうすればできるのか、次のアクションにつなげましょう。

「できません」「してません」「分かりません」という返答では何の解決にもなりません。

「だって、現状では無理に決まっているじゃないですか」と最初から諦めるのではなく「現状では難しいですが、○○すれば対応可能です」と、別の手段や対応策を提案するのもひとつです。

日程の延期とか、人員の増強とか、外注に出すとか、「できない」を「できる」に変える方法を考えましょう。

「だから、言ったじゃないですか」「だから、やめとけばよかったのに」と、過去にさかのぼって批判されるとカチンと頭にくることもあるでしょう。

結果の良し悪しを後から批評・批判する「後出しジャンケン」のような物言いをする人ほど、口は出しても手は貸さない、自分は汗をかかず他人事というケースは少なくありません。

思わしくない結果になっても「では、○○しましょう」と、「これから」すべきことを考え、行動を促す。

「何が問題だったかを調べ、同じ過ちを繰り返さないように対策をとりましょう」と、次の行動に生かす姿勢を言葉で示す。

起きてしまったことをとやかく言う前に目的やゴールに向けて今、何をすべきか、どのように対処して軌道修正するかを考えることが大切です。

ピンチをチャンスと受け止め、前を向ける人、手を貸す人になりたいものですね。



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