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感情的になったときの対処法
2016-11-06
メールは伝達のための一手段です。
特にビジネスメールでは報告、連絡、確認のために活用することで、業務がよりスピーディーに効率化できます。
しかし、メールの内容によっては後々、トラブルの元になるケースもあります。
例えば、感情的になって書いたメール。
気分を害する要因がなにかしらあったにせよ、怒りの感情をそのままメールに反映させてしまうのはよくありません。
自分で感情をコントロールできないまま書き殴った内容は、後で読み返すと「なぜ、自分はここまでカッカしていたのだろう・・・ 」と、本人でさえその理由やそのときの感情を思い出せなくなっていることもあります。
自分を見失った状態で送ったメールは、当人はうっぷんが晴らせたとしても、それを受け取る方は傷付いたり、嫌な思いをします。
イライラしたり、ムカッとしたりする感情を抱くことは誰にでもありますし、仕事のやり取りでそうした感情に陥ることも少なくありません。
しかし、そんな負の感情を自覚したときほど、ひと呼吸おいて冷静さを取り戻してから対処することが、仕事をしていくうえでの「知恵」ではないでしょうか。
メールのやり取りでカチンときたときの対処法のひとつとして、テキストファイル(メモ帳)に相手に対する反論や意見など思いのたけを一度全部、書き出してみることをおすすめします。
その後、少しパソコンの前を離れ、他の作業をして気持ちを切り替えてから、もう一度、今度は相手の視点で文章を読み返してみましょう。
感情丸出しで筋が通っていなかったり、不適切な表現になっていたり、誤解を招くような記述があれば削除し、文章を整えてからメールに清書して送信します。
一見、手間がかかるように感じるかもしれませんが、怒りや嫌な気持ちをすべて書き出すことで、クールダウンして自分の気持ちを客観視できるようになります。
負の感情をぶつけ合うメールのやり取りに貴重な時間を費やすのではなく、冷静かつ建設的な対応を心掛けたいものですね。
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