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「シンクスマイル」から学ぶ
2016-10-02
好景気を知らない世代は、昇給や昇進を目標にするイメージがあまり持てないそうです。
金銭が動機になりにくい彼らのモチベーションを刺激するのは、自分の行動が評価され、評価されたことに満足を覚えたときではないか。
そう考えているのはベンチャー企業の「シンクスマイル」です。
同社の急成長を支えてきたのは「CIMOS(シーモス)」という新感覚の人事評価システム。
社員同士がお互いの良いところを見付け、褒めたいと思った相手にインターネット上でバッジを贈るシステムです。
素直に相手のアドバイスを受け入れ行動する人には「向上心バッジ」。
情熱的に仕事をした人には「熱血バッジ」。
笑顔がステキな人には「スマイルバッジ」。
こうしたバッジが何種類かあり、バッジ獲得数は昇給や昇進に反映されます。
「人・物・金」のうちベンチャー企業には「人」しかない。
だから会社の成長には人の成長が欠かせない。
そこで同社は「人財」に焦点を当て、人材育成に力を入れた結果、業績が後からついてきたのだとか。
「褒める」を見える化した評価システムは会社経営の成功モデルともいえそうですね。
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