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岡山の税理士のウェブログ

亡き母親に贈る気持ちをカタチに変えて大成功!

2016-09-05

おなじみキャンベル社のチキンヌードル缶スープは、まるで常備薬のごとくアメリカの各家庭のパントリーに1~2個はキープしてあります。

身内や知り合いが風邪などをひくと、「チキンスープを飲んで静養してね」が、いたわりの決まり文句。

たんぱく質が豊富な鶏肉、栄養エキスが凝縮された鶏がらスープは元気を取り戻すためのパワーアップに実際に役立つわけですが、大切な人の一日も早い回復を願い、缶入りではなくゴルメチキンスープの配達をビジネスとして起業をした女性が、ユタ州ソルトレイクシティのマーティ・ウイマーです。

「Get well soon!!(早く元気になってね)」というお見舞いの言葉とともに、患いを少しでも癒す美味しいスープを届けたい・・・。

その切実な思いが『Spoonful of comfort(スプーンフル・オブ・コンフォート)』社のスタートとなりました。

というのも、2007年の秋、カナダの母親に会うためにフロリダを発ち、戻ってきたばかりのマーティに告げられたのは、電話口の母親自身からの肺がん宣告でした。

当時、小さな子ども2人を抱えてすぐにカナダまで舞い戻りすることもできず、居ても立ってもいられないマーティは母親をなんとか元気づけられる物を送りたいと考えました。

花や果物よりも、なにか他にもっと喜んでもらえるものはないか。

そこで考えついたのは、子どもの頃から自分が病んでいるときに、いつも母親が用意してくれたチキンスープなのでした。

病人に贈るゴルメスープセットの他に、産後の母親&家族用、家元を離れ自炊をする学生用、家族の不幸により気を落としている人のために、または愛するだれかに「元気にしてる?」との気遣いを贈るためにと、「今は亡き母親に贈る気持ちと同じ思いを込めて、遠方のあなたの大切な人へスープを送ります」という願いがマーティの経営の礎となっています。

体調がすぐれず動く気がしない、気持ちが沈んでいる、人恋しさに凹んでいる、そんなときに身も心も温まるスープを受け取って力が湧かない人はいませんよね。

癒しのゴルメスープ、アツアツを試してみたいですね!!



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