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ネガティブメールに要注意!

2016-08-11

メールに限らず、職場の会話の中でも「だめ」「いや」「できない」といった打消し表現や、相手を否定するネガティブな言葉は多いのではないでしょうか。

一方で、人から「でも」「だって」と返されるのは嫌なのに、自分でそれを前置きのように言ったり書いたりしていることに気付かないこともあるので注意が必要です。

ネガティブなメール対応にもいろいろあります。

例えば「前例がないからだめです」「今までしたことがないので無理です」といった尻込みメール。

「なんとなく気が進まないのでパスします」「こういう配色は好きじゃないので」といった好き嫌いの感情に走った客観性のないメール。

「どうせ納期に間に合いません」「多分、また売れないと思います」といった諦めメール。

「だからあのとき言ったのに」「以前もこんなことがありましたよね」といった過去の蒸し返しメール。

「私だったらこうしたのに」「先に言ってくれればやったのに」といった今さら遅い「たら・れば」メールなどが挙げられます。

その時は面と向かって注意や指摘をせず、後になって「やはり頼むべきではなかった」と否定したり、きちんとした指示や説明をせずに、後から「こんなことになるとは思わなかった。

どうしてくれる?」と文句を言ったりする後出しジャンケンのような対応もよくありません。

いずれも根底にあるのはネガティブな感情や意識です。

行動を起こす前から否定したり、自分は何もせずに安易に人を批判したり、起きたことをあれこれ言ったところで何の変化も起こりません。

「いやだ」「できない」「無理」と、あらかじめ制限をかけてやり過ごすのではなく「こうしたらできる」「できるようにするにはどうするか」を考え、行動に移すことが大切です。

そうした前向きな意識があれば、メールの表現や内容も「人を動かす」ものに変わっていくでしょう。

よりよい結果を引き寄せて良好な人間関係を築くためにも「否定より肯定」「ネガティブよりポジティブ」な気持ちでメールでのやりとりを心掛けましょう。



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