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社会保険労務士資格の取得
2012-10-06
【Q:新入社員】
この春入社した新入社員です。
人事部に配属され、給与や労務管理を担当することになりました。
知らないことや覚えることが多く緊張の毎日です。
そんな中、今後人事の分野で仕事の領域を広げていくために社会保険労務士資格の取得を考えています。
社労士試験の実態とはどのようなものなのでしょうか?
【A:社会保険労務士】
社会保険労務士は人事労務に関する唯一の専門資格です。試験は年に1回で、近年は8月末頃の日曜日に実施されます。
その年の試験概要は4月の中旬頃に「社会保険労務士試験公式ホームページ」で公表され、5月末までに受験の申し込みをします。
試験科目は8科目で選択式と択一式の二種類の問題が出されます。
試験で問われるのは、労働関係諸法令、雇用保険、健康保険、年金などの法律や通達に関する知識、これに加えて労働や社会保険に関する一般常識と多岐にわたります。
昨年度の受験者数は約5.5万人、合格率は7.2%という結果から見ても決して易しい試験ではありませんが、少子高齢化や年金問題、労働時間や賃金、雇用、業務上の事故など、人事担当者ならば学んだことはそのまま仕事に活かせます。
受験には相当の勉強時間が必要ですが、仕事と上手く両立しましょう。
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