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「TESSEI」から学ぶ
2016-07-24
今年で52 歳になる新幹線は1964年に開業しました。
ピーク時にはほぼ3分間隔の過密ダイヤになるそうです。
このように日本の大動脈を支えているのは、日本のお家芸である緻密なものづくりの結果でしょう。
しかし、日本の新幹線が世界に誇るのは「安全」と「技術」だけではありません。
実は、時刻表どおりに運行するという「定時運行率」でも驚異的な数字をたたき出しています。
1分以内の定時運行率はなんと95%。
それを陰で支えているのが清掃会社である「TESSEI」なのです。
例えば、東京駅の東北・上越新幹線の折り返し時間はわずか12分。
降車に2分、乗車に3分かかるため清掃にさける時間はわずか7分。
その短時間で車内をピカピカにする仕事ぶりは「7分間の新幹線劇場」とも呼ばれています。
新幹線の到着3分前にホームで待機し、ホームに入ってくると一礼してお出迎え。
降車するお客さまにはお辞儀をして声をかけ、7分間で車両の清掃、トイレ掃除、ごみ出しなどを完璧に終わらせます。
「清掃」を感動や思い出という「おもてなし」に替えるのがTESSEI の目指すところなのかもしれません。
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