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岡山の税理士のウェブログ

奇妙奇天烈な発想でチャレンジ中!

2016-06-24

まったく意外なものを売る個人販売ビジネスは世界中に山と存在しますが、こちらミネソタ州ミネアポリスで数々の「オリガミ・アート」を陳列させる男性アーティストがネイト・モース。

開設したショップの名は『Terrible Origami(テリブル・オリガミ=酷い折り紙)』。

その名のとおり開いた口がふさがらない呆れた商品ばかりが並びます。

オンライン上でアメリカの人気ハンドメイド・マーケットプレイスといえば「エッツィー(Etsy)」ですが、ネイトはそのサイトにギャラリーを設け、80点以上の手作りアートを売り出しています。

代表作品はカエル。

サイズは大き目で膝ほどの高さがありますが、ごく普通のスーパーで手に入る厚紙を100枚使用し、ダクトテープを貼り付けたカエルに見えなくもない奇妙なオブジェです。

この作品はなんと1ミリオンドル! エッツィーサイトでは最高販売設定額が2万5千ドルであるため、残額ももちろん支払い対象となっています。

そもそもテープを使用する時点で折り紙とは言えないと思うのですが、本人はまったく悪びれた様子もなく「酷い折り紙カエル」アートの受け取り主が現れることを待ち望んでいるのです。

その他、ただ紙くずを丸めただけの作品「酷い折り紙」アートはバラエティに富み、例えば「赤ちゃんアザラシ」一点が100ドル。

これにはネイトが大学生時代に実際にコンピューター・サイエンスの宿題に使い、書き込みの入ったノートの1枚を使用しています。

商品価値を上げようとネイトが添えたコメントは「ビンテージものの紙を使用」ですが、12年前に彼が大学に在籍していただけのこと・・・。

その他くしゃくしゃにした「コーヒースリーブ」が98ドル、フォーチュンクッキーから出てきた1枚の占い用紙を山折り谷折りした「アコーディオン」に見立てたものが96ドル・・・。

アートからは何かしらの感動、心に響くものを感じるものですが、「こ、これでこのお値段?」と驚かされるものばかりが勢揃い。

ところが、驚いたことに実際に購入をする人も存在したとか。

「酷い出来」もブランド化させてしまえば怖いものナシ!なのかも知れませんね。



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