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クラウドファンディングをフルに活用して世界へ進出!
2016-05-08
ソーシャルメディアの発展とともに生まれた「クラウドファンディング」のコンセプトは、起業を狙うアメリカ人にとっては馴染みやすいツールなのかもしれません。
同ツール2大手(kickStarter、Indiegogo)を活用し、新ブランドの立ち上げを目指すのはカリフォルニア州オークランド在住の男性ババ・アフォロビ。
打ち出した商品は、結び直し不要の編み上げスニーカー「Suru(スル)」ブランドで、何れも目標の13000ドルを達成しました。
すでに日本ではジッパー付きのスニーカーは見かけますが、ババは高級感を持たせた皮製のスニーカーのかかとにジッパーを施し、脱ぎ履きが容易であることを「飛行場の税関でも億劫にならない!」「急いで外出するときもOK!」「ケガなどで手が不自由な際も脱ぎ履き簡単!」「単に紐を結ぶのが嫌いな人に!」とアピールし、「いちいち紐をほどいたり結ぶ必要のないスタイリッシュなスニーカー」を売りとしています。
同ブランド名「Suru」は、実は日本語の意味する「する(To Do)」と、西アフリカのヨルバ語が意味する「忍耐」から取っているそうです。
これはかつてババが日本を訪れた際に「まったく異なる文化を持った国にいながら、自分のルーツであるアフリカの文化をも垣間見ることができたから」とのこと。
このクラウドファンディングによる資金調達に挑んだキャンペーンは2016年1月にスタートし、見事に目標を達成すると3月初旬に終了。
次なるステップは4月から6月にかけての製造であり、発送は7月を予定しています。
プリセール活動は同キャンペーンと同時に開始しており、アパレル系スモールビジネスのオーナーであるババは、自社名が秘める「世界のつながり」を夢に活用的かつオシャレなスニーカーの本格的販売に全身全霊の情熱を傾けています。
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