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賛否沸騰の教育本!あなたならどう読みますか?
2016-03-05
【タイトル】:受験は母親が9割 灘→東大理Ⅲに3兄弟が合格!
【著者】:佐藤亮子
日本の大学の中で最も難易度が高いといわれる東京大学理科三類(医学部)に3人の息子が合格するまでの教育法を母親である著者が紹介した本です。
子どもたちを1歳から公文式の塾に通わせ、3歳までに1万冊の絵本を読み聞かせる。
学校に入ると母親が勉強のスケジュールを決めて参考書を音読してやることも。
子どもが午前3時まで勉強していたらそれにつき合い、4時半にはお弁当作りのために起床する。
そこまでするのは「学歴のためではなく、子どもの能力を可能な限り伸ばしてやりたいから」と著者は書いています。
「やりすぎか、愛情か」。
とにかく著者の徹底ぶりに驚かされること請け合いです。
どんな「猛母」が出てくるのかと怖いもの見たさで読んでみましたが、著者が自分の信念に従ってまい進していく様子にはすがすがしさすら感じました。
子どもたちやご主人のコメントを読むと愛情あふれる楽しい一家であることが分かってホッとします。
賛否が沸騰しているのは筆者が常識に縛られていないからかもしれません。
怖くも面白くもある強烈な一冊です。
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