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目が見えないから美術館に行けないなんて嫌だ
2012-09-22
3年前に国際的なピアノコンクールで優勝して一躍有名になった若手ピアニスト、辻井伸行さんの言葉をお母さんのいつ子さんが著書の中で紹介しています。
現在23歳の辻井さんは生まれつき目が見えません。
お母さんは辻井さんを美術館に連れて行き、絵を説明しながら一緒に作品を鑑賞したそうです。
辻井さんが「美術館に行けないなんて嫌だ」と言うのは、想像力を含め、「見る」以外のあらゆる能力を駆使して作品を楽しむことを学んだからでしょう。
ある音楽評論家は、辻井さんの演奏には豊かな色彩が感じられると評したそうです。
私たちは、自分が手にしている才能や環境を十分に生かしていないのかもしれません。
自分の好きなこと、できること、得意なことを理解していますか。
いつも同じやり方や場所にこだわってはいませんか。
「ない」ではなく「ある」を見つめることが、新しい自分に出会うコツなのでしょう。
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