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『オールネイションズ・ソサエティ』から学ぶ
2015-05-02
日本消費者協会が2013年に行った調査によると、日本の葬儀費用の平均は約190万円。
これは米国の5倍、英国の20 倍だそうですが、日本の葬儀費用が飛び抜けて高いのは葬儀社、料理店、お寺など随所で取りすぎているからだと指摘されてきました。
しかし、「お葬式は値切らない」というのは昔の話。
本格的な高齢化社会の到来で葬儀にも消費者意識が芽ばえ、葬儀費用の透明化が求められるようになると明細のはっきりした「こみこみパック」が登場しました。
慣行に従ってきた日本の葬儀にグローバリゼーションな考え方を持ち込み、葬儀業界の古い体質に風穴をあけた先駆者はジョン・キャム社長率いる『オールネイションズ・ソサエティ』。
明確で合理的な低コストの葬儀システムは過去何度もマスメディアに取り上げられてきました。
また近年は、葬祭業を成長産業だと見込んだ異業種が葬祭市場へ新規
参入しています。
例えばイオンは葬儀社と提携した「イオンのお葬式」を展開し独自のプランを低料金で提供しています。
しきたりや建前に重きを置いてきた日本人が、自分らしい葬儀を望む時代になったのでしょう。
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