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広辞苑より
2015-05-06
毎日1ページずつ読んだなら8年以上かかる『広辞苑』(岩波書店)。
この日本を代表する国語辞典は、ちょうど60年前の1955年5月25日に初版が発行されました。
これまでの累計部数は約1100万部。
積み上げると約880kmにもなり、成層圏を遥かに越えて大気の極端に薄くなる所にまで届くのだとか。
東海道・山陽本線の線路に並べると、東京から広島までの距離になるというから驚きです。
そんなロングセラーも時代の変化とともに進化を続けている様子。
電子辞書は言うに及ばず、パソコンで利用できるDVD版や、いつでもどこでもアクセスが可能な携帯電話版も登場しています。
訂正箇所が次回の印刷を待たずにサイト上に掲載されるのもネット社会ならではですね。
白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫が、家電の「三種の神器」と呼ばれた年に生まれた『広辞苑』。
還暦を迎えるのを機に、日本語の来し方行く末に思いを巡らせてみるのも楽しいのではないでしょうか。
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