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プラスのサイクルを生み出す●●力
2015-03-22
いきなりですが、次の●●に当てはまる言葉を考えてください。
「その人を●●したいという気持ちで会話をするとコミュニケーションが深まる」ある男性が「質問力」をテーマにしたセミナーに参加した際に実感したことだそうです。
セミナーでは参加者が講師の様々な質問に答える場面があり、その問いかけのひとつが「隣の席の人を応援するとしたら、あなたは何をしますか?」でした。
隣に座っている人とは初対面です。
しかしながら相手に関する情報がほとんどない状況でも、「この人を応援したい」という気持ちを持つか持たないかで会話の内容がまったく違ってきたというのです。
応援とは手助けです。
実際に手を貸すことから「心の支え」まで、とにかく何らかの形で手助けしたいと思ったら、その人のニーズを知りたくなりますね。
何をどうしたいのか、自分に何を求めているのか、そうした相手の欲求を探っていくための「質問力」を鍛えることがセミナーのテーマだったのでしょうが、その一方で参加者は「応援力」の重要性も学んだのではないかと思います。
と言うのも、自分が質問される立場になったとき、色々な角度からアプローチされたことで「あなたに興味を持っています。
応援しています」という強烈なメッセージを受け取り、質問者との心の距離が縮まったように感じた人が多かったと聞いたからです。
冒頭の「●●」には「応援」が入ります。
「理解」も一理ありますが、「応援」は「理解」の上を行く一種の「貢献」です。
自分の知識や技術やキャリア、もっと言えば培ってきた人間性も含めて自分自身を相手のためにどう役立てるか、どんな形で相手に貢献できるか、その気持ちがベースにあれば自然と信頼関係ができ上がるものです。
そして面白いことに、応援力のある人の周りにはその人自身を応援してくれる人がどんどん集まってきます。
つまりそこには、人を応援することで自分の夢も叶っていくというプラスのサイクルが自然発生的にでき上がるのです。
自分からこのプラスのサイクルを生み出すにはどうするか?難しく考えることはありません。
昔から言われているように「自分から先に与える」、ただそれだけです。
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