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３月をテーマにしたもの
2015-03-01
「卒業」とか「桜」など絵になる３月をテーマにしたマンガは少なくないですが、昨今の人気ナンバーワンといえば羽海野チカ著『３月のライオン』ではないでしょうか。
２０１１年にマンガ大賞と講談社漫画賞をダブル受賞した後、昨年には手塚治虫文化賞マンガ大賞も獲得しています。
東京の下町で暮らす将棋のプロ棋士の少年と縁あって知り合った３姉妹とが織りなすストーリーは、公式サイトの言葉を借りれば「様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語」。
小学生から中高年、さらには作中に度々登場する対局のリアルさから実際のプロ棋士に至るまで幅広いファンがおり、この作品をきっかけに将棋教室に通い始める人も増えているとか。
タイトルは英国のことわざ「３月はライオンのようにやって来て、子羊のように去ってゆく」から引いているといわれていますが、その意味するところに思いをめぐらせながら、旬のマンガを手に取ってみてはいかがでしょうか。
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