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「Somethingstore」から学ぶ
2015-02-03
「今日の配達は何だろう?」と日課として郵便物を取りに行くことに、多かれ少なかれ誰もがワクワク感を持つことでしょう。
そこで体験するサプライズな喜びをニッチなネットビジネスにつなげた男性がNY州ロングアイランドにいます。
サミー・ベイラクシー。
2007年の夏のある日、サミーは友人への誕生日プレゼントを用意しようとネットサーフに取り掛かります。
サーチエンジンを駆使し、かなりの数のギフトストアを閲覧しまくり2時間が経過するもコレと思える物が見つかりません。
そのとき同ビジネスのアイデアが浮かびました。
「誰か自分の代わりに贈り物として面白くて、楽しめて、喜んでもらえる物を選んでくれると便利なのに・・・」。
そんな思いから生まれた彼の構想は、「簡単なネットショップを設置」→「お客様には一律額を支払ってもらう」→「こちらで勝手に決めたものを配送」→「郵便受けに物が届く」というものです。
「そんなプレゼントもらっても誰も嬉しくないだろう!」「まともなアイデアとは思えない」と、友人たちにはことごとく却下されてしまいますが、その否定論に流されることなくサミーが思ったのは、「やってみたところで失うものなんて無い」。
同年秋、まずはネットショップを立ち上げるといくつかの商品を購入し、自分のベッドルームの片隅からビジネスを開始することになります。
価格は一律10ドル。
時期がクリスマス前であったこと、また彼の支援者の口コミが功を奏し、なんと最初の2ヶ月間で1500個もの「ミステリーな箱」を販売するに至りました。
翌年にはさらに販売数が増えるとともに、その光るアイデアに目を留めたメディアにも取り上げられ、今では50000箱の配送を達成しようとしています。
配送先も現在では海外60ヶ国に及びました。
サミーのアドバイスはただひとつ。
「やってみるだけ!いくらクレイジーでもヘンテコでも構わない。何か頭の片隅に留まっているアイデアがあるのなら、これ以上待つ理由なんてないんだよ。人々は常にちょっとおかしくて面白いビジネスを待ち受けているんだからね」。
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